静岡県の中伊豆グリーンクラブを舞台に９月21日（水）〜23日（金）の３日間の日程で『ISPS HANDA ヒーローになれ！チャレンジトーナメント』が開催される。

中伊豆グリーンクラブは伊豆半島の中ほどに位置する風光明媚なコース。晴れた日には富士山をのぞむことができる高原コースで、広大な敷地に18ホールが展開している。

この日練習ラウンドを行った選手たちからは「意外とフェアウェイが広くて打ちやすいので、伸ばし合いになると思います」との声が多く聞かれた。

ホストプロとして挑む塩見好輝は、最近は思うようなゴルフができずに苦しんでいたが、この試合に照準を合わせたかのように調子を上げている。

「ゴルフの状態は２、３週間前からどんどん良くなっていて。まだまだ不安材料はあるんですが、良かったときの状態に結構戻ってきた感じです。上のほうでやれるんじゃないかという感覚を持っています」。

塩見が不調に陥った原因は、感覚が消えたことにある。いい球を打っていても、自分でコントロールして打てている感触がなく、それが去年くらいから悩んでいた。戦える手応えを取り戻しつつある塩見のプレーから目が離せない。

また、塩見と同じくホストプロとして大会に挑む藤本佳則も先週の『PGM challenge2022』で,最終的には15位タイに終わったが、久々に力強いゴルフを見せてくれた。

ホストプロとして、結果が求められる２人の戦いぶりに注目だ。