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エリートグリップチャレンジ 2022

小林正則は2週連続Vならず。首位スタートの平本穏も惜敗

単独首位でスタートした平本穏だったが、前半からボギー、ダブルボギーと立て続けにスコアを落とすなど、思うようなゴルフを最終日はできなかった。それでも後半は巻き返し、プレーオフに持ち込んだが、3ホール目で力つきる形となった。ただ、負けはしたものの、久々の優勝争いには何かしらの手応えを感じたことは間違いない。次週はレギュラーツアーに参戦予定だが、今週の鬱憤を晴らしてもらいたい。

 

また、同じくプレーオフで惜敗した小林正則も、全力を尽くしたと言いながらも悔しさは残る。最終日はとにかくパッティングが決まらなかった。それでも粘り強くプレーし、最終18番ホールでは決めれば優勝というイーグルパットは外れたものの、土壇場のバーディでトップに並んだ。

「(プレーオフ1ホール目のセカンドショットは)本戦の18番よりもティショットが飛んでいて、それでクラブが中途半端に。先に乗せられていたので、ちょっと勝負を急いじゃった感じだよね。でもまあ頑張ったと思いますよ」。

 

ベテラン2人が奮起しながらも惜敗する形にはなったが、彼らの奮起があってこその熱戦だったと言える。残り2戦も新旧入り混じったハイレベルな戦いに期待したい。