今季２勝目に向けて大堀裕次郎が首位と３打差の２位タイにつけた。

「今日は入る入らないは別としてパターのフィーリングが一度も乱れませんでした。なのでずっとノープレッシャーでできたのがよかったです」。

優勝後の『エリートグリップチャレンジ』と『石川遼everyonePROJECT Challenge』では今シーズン最もゴルフの感じがよくなかった。特に『石川遼everyonePROJECT Challenge』は初日から最終日まで天候が悪く、大濠が苦手とする雨によって、かなり悪いフィーリングが残ってしまった。

「先週の試合の後は、そのまま（関東に）残っていたんですけど、３日間（金、土、日）ゴルフをしないでリセットして、月曜から頑張ろうと思っていました。それがいい方向に転がったのかなと思います。雨が苦手なんですけど、あまり言い過ぎるとほんまに明日３オーバーとか打ちそうで言いたくないんですけど。（笑）」

雨が降るとフィーリングが全く変わってしまうと言う大堀。データ的にも雨の日はあからさまにスコアが悪い。ただ、そうは言っていられない最終戦。賞金ランキング的には優勝してもトップに立てるかどうかは他の選手次第という厳しい状況だが、一つでも順位を上げておくことは来季の出場資格において重要な意味を持つ。

最終日の後の週末は親交の深い小平智が出場してる『ZOZOチャンピオンシップ』に応援に駆けつける予定。今季二度目の優勝報告を手土産にするためにも、雨予報の明日の２日目はなんとか我慢のゴルフでしのぐつもりだ。