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ディライトワークス JGTO ファイナル 2022

苦手の雨をものともせずに大堀裕次郎が首位タイ浮上!

茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部・東コースを舞台に今季ABEMAツアー最終戦となる『ディライトワークスJGTOファイナル』の大会2日目が行われた。

 

首位と3打差の8アンダー2位タイからスタートした大堀裕次郎が5バーディ、1ボギーの4アンダー66でラウンド。通算12アンダーとしてトップタイに立った。

雨を極端に苦手としている大堀にとって雨予報のこの日はまさに鬼門。スタートのタイミングではまだ雨は持ちこたえていたものの、その後は予報通り雨が降り始めた。

 

「今日は雨の影響でびっくりするくらい飛ばなかったですね。(笑)20ヤードは飛ばなかったと思います。ただ、今日は予報も悪かったし、ずっと我慢して1つでもスコアを伸ばせればという気持ちでプレーしていました」。

その言葉通り、前半の9ホールは1バーディ、1ボギーで耐えた。その甲斐あってか、雨が上がった終盤の3ホールで3連続バーディを奪い、一気に首位タイに躍り出た。

 

「後半の3ホール目のバーディが個人的には大きかったですね。終盤の3連続はオマケのようなものです」。

明日の最終日に今季2勝目に挑むわけだが、優勝を狙う面々の中では自分が一番気楽なはずだと大堀。

「みんな優勝しなければならない立場だったり、賞金王だったり、プレッシャーのかかるポジションだと思いますが、その中では自分が一番プレッシャーがかからず気楽に回れる立場だと思います」。

 

もちろん大堀にも優勝すれば逆転での賞金王のチャンスは残されている。条件として優勝はマストで、かつ現在賞金ランキングトップの小木曽喬が12位以下なら逆転での賞金王となる。ただ、限られた条件なだけに大堀にプレッシャーはない。

明日の最終日は天候が回復する予報なだけに、気持ちよくプレーする大堀が突っ走る可能性さえある。