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ディライトワークス JGTO ファイナル 2022

最終戦・最終日の同級生対決を楽しみたい!尾崎慶輔VS塩見好輝

明日の最終日に最終組でプレーする尾崎慶輔と塩見好輝は共に31歳で東北福祉大時代からの同級生。今週もそうだが、同じ試合に出る時は行動を共にして、夕食も一緒にとる仲だ。

ABEMAツアー最終戦で、しかも最終組で戦えることをお互いに楽しみにしている。

 

持ち味のドライバーショットの調子を崩し、今季は苦しいシーズンを送ってきた塩見。ただ、後半戦に入ってからは、問題のドライバーが安定し始めたことで、徐々にゴルフの調子を取り戻しつつあった。

「基本的にぼくはティショットが落ちつかないと気持ちが落ちつかないので。ティショットで不安に思いながら打つと、どうしてもセカンド以降も不安のまま打ってしまうことになって。それだとやっぱりいいリズムでゴルフができないですよね。そこが落ちついたのが今日のスコアにつながっているのかなと思います。それに今週の初日に閃いちゃいましたってスタートの時にコメントしてしまったので、今週は結果を残すしかないなと(笑)」。

 

一方の尾崎も苦しいシーズンをおくってきた。今季はレギュラーツアーを主戦場として戦ったが、そこでの差というべきか、自分自身に足らないものがありすぎると感じた。

「初めてのレギュラーツアーでの戸惑いと、空回りとで。足りてない感が凄すぎて、もっと練習しないととか、もっとこういうふうにできないとダメだとかを考えすぎて、どんどん(自分を」苦しめていった感じですね。もちろんそれらが経験として今に生きているとは思います。(大槻)智春さんとかは、予選ラウンドでしっかり我慢して、3日目、4日目でちゃんと攻めていくというのを見て、そういう予選の戦い方というのは勉強になったし、それがABEMAツアーのここ3戦で、いい感じでプレーできている要因だと思います」。

 

お互いに苦しんだ末の今回の優勝争い。尾崎は通算12アンダーのトップタイ、塩見は1打差からの逆転を狙う。

お互いに優勝するしかない立場なだけに譲れない勝負になるが、最後の最後に心から楽しみながらの優勝争いにしてもらいたい。