馬渡清也は恵まれた体格とこぼれるほどの笑顔が印象的なプレーヤーだ。

2020年のプロテストに合格して、2021年のQTで初めてファイナルに進出。今季はABEMAツアーにほぼフル参戦しているが12試合中5試合飲み予選通過で最高位が９位タイと苦しんでいる。賞金ランキングは87位と残り２戦で結果を残すしかない状況だ。

「初めて初日を終わって良い位置でフィニッシュできたので、これから２日間で（自分に）何が起きるのかを経験することを含めて頑張りたい。来週もまだあるので自分ができることが何なのかを経験しながらプレーをしたいと思います」。

今季はABEMAツアーでの１勝と、レギュラーツアーへ出場することを目標にしていたが、プロの壁にぶつかり、自分に足りないものを痛感させられている状況だ。

試合の中で流れがいい時や勝負所でミスが出てしまい自分で流れを壊してしまう。そこを最大の課題だと捉えている。

今週はまさに勝負どころ。好スタートを切った今週こそ、いい流れの中で思い通りの球を打つことができれば、一つ上のステージに上がれるはずだ。