女子も、男子と同じティという厳しい条件で、6アイアンを握った第1打はみごとグリーンのセンターを捕らえたが、もっと近くについてた竹安、平本には及ばなかった。
「本当に緊張して・・・」と、池羽さん。
「ジュニアの試合なら、乗せられただけでもナイスショット、といってよいと思うのですが。プロの方はギャラリーの前でもピンに飛んで行く。凄いな・・・」と、絶句していた。
続いて池田勇太、勝亦悠斗、桂川有人組で挑戦した佐野日大2年の角田愛理さん。
最初に打った池田のティショットはピン左の目測約10メートルで、桂川と勝亦はいずれもラフ。
「プロ2人が乗せられなかったので・・・チャンス、と思っちゃいました」と、意識した分だけミスショット。
7アイアンの第1打を左手前のバンカーに入れてがっくりだったが、3人からサインボールをもらって「部屋に飾ります!」。
参加賞の「サトウのごはん」と「サトウの切り餅」とボール1スリーブに加えて何よりのお土産に喜んだ。
そして3番手からいっぽん男児の登場だ。
佐野日大3年生の板村凌太さんが挑戦したのは今野大喜と母校出身の小林伸太郎と、我らが亀ちゃんこと亀代順哉。
今野と小林が揃ってグリーンを外してチャンス!と、色めいたのもつかの間、亀代が52度で会心のピンそば。
板村さんも負けじとPWでピン筋のティショットを放ったが、グリーンに止めることができずに敗退…。
残念!
稲森佑貴、久常涼、黒﨑蓮に挑戦した4番手の中川虎之介さん(作新学院2年)もワンオンに失敗し、いよいよ最後のチャレンジャーは常磐和也さん(作新学院1年)。
みんなの期待を背に受け、開始前インタビューで「勝ちます!」と宣言したものの、相手は3日目の最終組でプレーする3プロである。
そのとき首位を走っていた佐藤大平と宮本勝昌、そして織田信亮が8番ティに登場すると、「空気が変わった」と、常磐さんは察した。
その中でも、特に宮本だ。
中西と堀川のたわむれに冗談で返しながらもヒリっとする緊張感はいっさい緩めることなくベタピンのティショット。
それでも「勝ちます」と、常磐さんも果敢に挑み、ピン筋のティショットを打ったが跳ねてグリーンを出ていった。
しばらくギリギリと歯ぎしりしていたが「あの緊張感の中でいいショットが打てたのは今後の自信になります」と話した常盤さん。
ナイスチャレンジでした!
来月にはジュニア大会を控えているという常磐さんにとっても良い勉強と、リハーサルになったのならよいのですが・・・。
プロに挑戦してくれた5人の高校生のほかにも、ABEMAのテレビカメラの前で堀川未来夢のモノマネを披露してくれた佐野日大1年生の中村瑛心さん。
いつも堀川のYouTubeを楽しみに見てくれているそうで、堀川プロも大喜びでしたよ!
また、亀代に挑戦した板村さんは、JGTOのインスタグラムにたびたび登場する愉快な亀代の画像にハマっているそうで、「あれ、凄く面白いです!」。
ありがたいお言葉。JGTOスタッフにも伝えておきます。
栃木県ジュニアのみなさん、今日は選手会主催の「プロに挑戦!! ~いっぽんチャレンジ~」に参加してくださって本当にありがとうございました。
これからも、男子ゴルフの応援を宜しくお願いします。
そして、またぜひこの会場で再会できますことを選手、関係者一同、心より楽しみにしています。