2差の3位タイから出た最終日は後半13番から4連続バーディで疾走。
16番で、通算22アンダーに到達し、ついに首位を捉えた。
そのままボギーなしの「65」で回りきり、上がった選手でもっとも良いスコアで最終組のプレーを待ったが、稲森佑貴に最後、1差で差しきられた。
初優勝はまた逃したが、前日3日目は「63」で戦線に加わるなど、若さ溢れる爆発力は定番化しつつある。
日本生まれのアメリカ育ちで、どちらかというと言葉も英語のほうが得意だが、日本メーカーの総菜パンをラウンドのお供に欠かさず、サトウ食品の「サトウのごはん」も米留学時代からの大ファン。
チームメイトとふりかけをかけておやつ代わりに食べたり「便利で、ほんとありがたかった」と、期間中も自身のインスタグラムに掲載し、選手会主催試合のピーアールにつとめていた。
副賞の4000食分は一歩で逃したが、先月5月の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」での4人タイの2位から今度は唯一で自己最高を更新し、「いつか必ず優勝を」と、誓った。