昨年はファーストQTをクリアしたもののセカンドで敗退した坂本隆一。今年もファーストQTからの挑戦だったが、見事にセカンド、サードQTをクリアしてファイナルへと進出してきた。

「去年のセカンド落ちは自分の中でも納得できるというか、去年のレベルではファイナルまでいける実力ではないと思っていました。それから今年のファイナルQTで上位にいけるようにと練習してきました」。

坂本は大分県出身の24歳。東海大学九州を経て、現在はくまもと中央CCに所属している。持ち味は、自分自身のゴルフと向き合える冷静さだ。

この日の坂本は４バーディ、２ボギーの２アンダー70という内容。守るべきホールは徹底的に刻み、目の前の１打を大事にするスタンスで着実にスコアを伸ばした。セカンドQT、サードQTと厳しい戦いをクリアできたのは粘り強く、目の前の１打をとにかく大事にしてきたからと坂本。今週もそのスタンスは変わらない。

残り２日間も着実に自分のゴルフと向き合い、スコアを積み重ねるつもりだ。