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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2023

石川遼は予選落ちでも・・・。22年バーディ数=291台のカシオ電子辞書を地元小学生の寄贈

石川遼は、大事なメインスポンサーの試合で初の予選落ちを喫した。

この日は、強風下で2アンダーの「70」。

反省すべきは「やっぱり、昨日。あのフィールドで、3オーバーは、かなり悪いスタート」。

比較的穏やかな日に「75」を叩いて100位と出遅れた初日を悔やむ。



「きょうのコンディションで2アンダーで回れたなら、当然昨日は2アンダー以上で回れていないといけないわけで」と、自分を断じた。

「攻め方とか、番手の選び方とかアプローチやロングパット。ミスショットというよりは、そういった細かい部分で変な悪いミスをして、自分で流れを悪いほうへとしてしまった」と、感じている。


「そこらへんの傾向が、最近のラウンドで凄く露呈してきていて、いい機会」。
改善の好機と捉えて前を向く。


見せ場は作れなかったが、この日のプレー後に、カシオ所属のホストプロとして恒例の貢献活動に出席。

前年度のバーディ数と同じ数だけ、カシオの電子辞書を小学生に届ける「バーディチャレンジ」で、今年は291台を贈呈できた。



贈呈式後は、サインや写真撮影をしながら子どもたちと談笑。重たい辞書を使っている子がまだまだたくさんいて、「タブレット化も進んでいると思うんですけど、自分の子どもの時と馴染みがある」と、自然と親しい笑みがこぼれた。

「CASIO×石川遼で、何ができるかと継続させていただいていて。やり甲斐を感じます。モチベーションも上がります」。
贈呈開始の2018年より、これで合計1154台に到達。子どもたちのカバンをまた少し軽くしてあげられた。
今年も満たされた思いだ。