反省すべきは「やっぱり、昨日。あのフィールドで、3オーバーは、かなり悪いスタート」。
比較的穏やかな日に「75」を叩いて100位と出遅れた初日を悔やむ。
「きょうのコンディションで2アンダーで回れたなら、当然昨日は2アンダー以上で回れていないといけないわけで」と、自分を断じた。
「攻め方とか、番手の選び方とかアプローチやロングパット。ミスショットというよりは、そういった細かい部分で変な悪いミスをして、自分で流れを悪いほうへとしてしまった」と、感じている。
「そこらへんの傾向が、最近のラウンドで凄く露呈してきていて、いい機会」。
改善の好機と捉えて前を向く。
見せ場は作れなかったが、この日のプレー後に、カシオ所属のホストプロとして恒例の貢献活動に出席。
前年度のバーディ数と同じ数だけ、カシオの電子辞書を小学生に届ける「バーディチャレンジ」で、今年は291台を贈呈できた。
贈呈式後は、サインや写真撮影をしながら子どもたちと談笑。重たい辞書を使っている子がまだまだたくさんいて、「タブレット化も進んでいると思うんですけど、自分の子どもの時と馴染みがある」と、自然と親しい笑みがこぼれた。
「CASIO×石川遼で、何ができるかと継続させていただいていて。やり甲斐を感じます。モチベーションも上がります」。
贈呈開始の2018年より、これで合計1154台に到達。子どもたちのカバンをまた少し軽くしてあげられた。
今年も満たされた思いだ。