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日本プロゴルフ選手権大会 2023

平田憲聖が日本タイトルで通算2勝目。大会の完全優勝は8人目の快挙

平田憲聖(ひらた・けんせい)が、4日間とも首位を譲らず、5月の「ミズノオープン」に続く通算2勝目を、5年シードのタイトル戦で飾った。



1差で出た最終日は、前半の6番から3ボギー。
首位を明け渡した。

後半中盤は40歳の上井や金谷、同学年の中島と蝉川がひしめく大混戦となったが、バックナインの窮地でこそ強心臓の見せ場。


カラーから超ロングパットを沈めた14番から連続バーディで、あっという間に返り咲き。
リーダーの復活を合図に、上井も金谷も中島も蝉川も軒並みスコアを落としたが、17番で再び長いパットを容赦なくバーディ。

通算11アンダーは2位と2差の快勝だった。


大会の完全優勝は、2004年の谷口徹ほか、史上8人目(9例目)。
また、22歳246日の戴冠は大会史上最年少の快挙も達成(いずれも1973年のツアー制度施行後)。

メジャー初出場を果たした「全英オープン」帰りの急成長を、アピールした。


プレー後の平田の話
「こんなに早い2勝目を、メジャーの舞台でできるとは夢にも思っていない。単独トップで出て、自分が崩すのは嫌だった。途中、つらい時間が続いて、情けない思いになりましたが昨日と同様、キャディさんや、ギャラリーのみなさんに応援していただいて、気持ちを切り替え頑張れました。このあとまたすぐ優勝できるように頑張りますのでみなさん応援よろしくお願いします」。

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