みんなで有終の美を目指し、良いクリスマスと正月を迎えよう!
・・・というわけで、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の会場で、出場選手が松ぼっくりをツリーに見立てて、飾り付けに挑戦してみた。
小学生以来の工作に奮闘したのは賞金ランキング順に中島啓太(なかじまけいた)と金谷拓実(かなや・たくみ)、蟬川泰果(せみかわ・たいが)と平田憲聖(ひらた・けんせい)、米澤蓮(よねざわ・れん)と鈴木晃佑(すずき・こうすけ)の6人。
はてさて、誰のが一番上手にできるのか。
みんな童心に返ってサクサクと作業する中、金谷は大学後輩の米澤と席を並べてちょっぴり戸惑い気味。
「家でクリスマスツリーを飾る習慣がなかったので・・・」と、思案顔だ。
「イメージが沸かない・・・」と苦笑する様子は、先週までとはうってかわって穏やかだ。
中島と繰り広げてきた賞金レースは、先週の「カシオワールドオープン」で終戦。
中島よりひとつでも上位で終わらなければならい状況で、最終日を首位で出ながら結局、4位の中島とは2差の8位で敗戦した。
決着がつくと、「今まで張り詰めたものがちょっとなくなっちゃったかな、と思います」。
自分を極限まで追い込み全身全霊でプレーするのが金谷スタイルだ。
でも「先週で終わっちゃったので。目標がないかな・・・」と、放心するのもムリはない。
今年も、賞金3位までの選手に欧州のDPワールドツアーの出場資格が付与される。
「もちろん、それを目指してやってきた」と、最後の最後にこそ振り絞る。
「最終戦までしっかりやりきりたいと思うし、最後までしっかり自分らしいプレーを続けて、良い締めくくりが出来るように頑張ります」。
この1年の汗と涙をサンタさんもきっと見ている。
※選手たちがクリスマスツリー作りに励む様子は、近日中にJGTO TVで公開します。
完成したツリーはご希望の方に、抽選でプレゼントしますよ。
お楽しみに。