ただ、喉が痛くて、声が出せない。
それでも、前日の第1ラウンドの残り15ホールと合わせて計33ホールを回りきり、通算8アンダーは2打差の暫定2位タイ。
長い2日目を、好位置で無事完走した石川遼は、大会広報を通じて「長丁場のラウンドだったので、悪い方にいってしまうと、ズルズルと、流れを断ち切るのに疲れも溜まってきて難しくなると思ったんですが、耐えることができましたし、最後2つで伸ばして終われたのは良かったです」とのコメントを出した。
2日がかりの第1ラウンドを、6バーディ、2ボギーの「68」でまとめて4アンダーの、7位タイからすぐまた出た第2ラウンドでは、前半2番のパー4でダブルボギーが先行。
1Wのティショットが、左にOBした。
「本来だったらリスクがあるティーショットではあるんですが、それをちょっと攻め過ぎてしまったかなというところはあります」と、反省する。
「今日の出だしの数ホールとか、今日の第1ラウンドのバックナインとか、今日で言う中盤あたりでは、左のミスがちょっとありましたが、それも修正できました」と、前・後半合わせて3度の連続バーディを数えるなど、ホールを重ねながらしっかり挽回。
ちょうど32歳の誕生日が来る日曜日に向けて、絶好の位置で2日目を終えたが、週末もまた、長丁場となることはまぬかれない。
「明日も日没間際までやると思うので、体力の部分はすごく重要になるなと思います。まずはきっちり良い体調にしたいなと思うし、あとは日曜日、優勝争いできるように頑張りたいです」。
ハッピーな最終日になるよう準備万端ととのえる。