地区オープンとレギュラーツアーを通じて1977年から2004年まで続いた「新潟オープン」で2002年から3年間を、冠スポンサーとして支えてくださったのが同社である
当時も会場で「サトウの切り餅」がふるまわれ、ツアー通算31勝の倉本昌弘が、いっぺんに6個も食べた逸話があるそうだ。
今週の会場でも大人気。
特に、選手たちにとっては前・後半ハーフのインターバルが、何よりのおなかごなしだ。
きなこや黒蜜、チョコ味がトッピングされたお餅を2個も3個も一気食いし、ながら次ホールに向かい、後半の急浮上につなげる選手が続出。
「嬉しいですね…」と、2日目のABEMAの生中継でブースに座ってくださった佐藤元・社長もエビス顔だった。
予選ラウンド2日間は、6時半のスタートに合わせて佐藤社長も毎日、5時起きされたという。
その上、雨の中断をはさんだ初日は全選手がホールアウトするまで夜7時までかかったが、最後までコースに残り、選手たちの声に耳を傾けていた。
「矢野東選手は暗くなったほうが、ショットがよかったと、仰っていましたよ」と、笑い14時54分から30分の中断中も、「サトウの切り餅に救われた」という選手たちの声を聞けば「私もお焼きすればよかった…」。
誰よりも高い熱量でプレーを見守り、選手に寄り添う姿に頭が下がる。
選手たちから本大会の協賛社のオファーを受けたのは、一昨年の第1回開催の直前だった。
「ちょうどコロナ禍で、どこまでやれるかわからないけどとにかくやりたいという強い気持ちがふつふつと伝わってきましてね」と、当時を振り返り、「1年くらいなら…と、思ったんですけどもう3年やらせていただいて。もっと長くやりたいな、とほんとに今強く思っています」と、佐藤社長。
「男子プロはすごいんですよ、とにかくすごい。昨今、女子プロのほうが人気で、それはもう間違いないんですけど、女子プロは上手い。男子はスゴい。だからそのスゴさはぜひ会場で、ライブで見ていただきたいと思っています」と、ABEMAの生中継で熱く語ってくださった。