Tournament article

日本オープンゴルフ選手権 2023

ローアマを獲得した岡田晃平さん「優勝できずに悔しい」

今年は12人のアマチュアが挑戦し、学生の岡田晃平さん、中野麟太朗さんと、社会人の豊島豊さんの3人が予選を突破。


うち東北福祉大4年の岡田さんが、最上位となる通算2オーバーの27位でアマ最高のローウェストアマチュアを獲得した。


総合優勝の岩﨑(左)と並んでひそかに噛みしめる悔しさ


「嬉しいですけど・・・」と、感想に詰まった。
昨年は、大学先輩の蟬川泰果(せみかわ・たいが)が、史上初のアマ2勝を達成しており、本人としても、今年は史上初のアマ連勝で大会を盛り上げることが一番の目標だった。


2年連続の偉業を目指して初日に首位発進しただけに、2日目=3位タイ、3日目=7位タイ・・・と徐々に順位を下げたことは無念でしかない。

「やっぱり優勝できなかったのは悔しいです」と、正直に明かした。


昨年は蟬川らを退け「日本アマ」を獲るなど、JGA選抜のナショナルチームで活動を続けてきたが、チームウェアの着用も前日3日目が最後だったそうだ。

「プロになったら着られないのは少し残念」と名残惜しいが、プロになってもジョーンズコーチに教わりたいことは、山ほどある。


今回の受賞で、来季のツアー出場をかけたQTはサードから挑戦できることになった。
アマで獲り損ねた優勝を、今度はプロの舞台で必ず奪う。


なお早稲田大学2年の中野さんは通算11オーバーの58位タイでセカンドアマを獲得。
社会人で、昨年のミッドアマ連覇の資格で出場していた豊島さんは通算26オーバーの64位でサードアマのタイトルを得た。

関連記事