「僕よりパートナーです」と、相方の広瀬裕さんとのコンビネーションがバツグンだったという。
5アンダーの中身も、「僕がバーディひとつでパートナーが4つ。僕が先にパーを確定させて、バーディを獲ってもらった。最後はピンチが3つくらい続きましたけど、どちらかがパーを取ったりお互いかみ合わせがよく、ボギーがなかった」と、完璧な「65」だった。
5年連続ゴールデングラブ賞や、アテネ五輪やWBCでも日本代表をつとめるなど球界では数々の伝説を築いてきた宮本さんだが、今大会のスタート時にティショットで名前を呼ばれる時は「本当に嫌ですね」と、顔をしかめる。
「動いているボールが打てないのは当たり前だけど、止まっているボールを打つのはある程度のところにいかないとかっこ悪い。最初もだいぶ右に出ました」と、野球とゴルフの緊張感の違いを力説していた。