「連覇を意識して、自分にプレッシャーをかけて臨みました。優勝出来て嬉しい」と、喜んだ。
通算1アンダーは、出場51人中唯一のアンダーパーを記録。
昨年大会は通算イーブンパーだった。
「去年の自分を越えることができた」と、向上を実感する一方で、「プロだと予選落ちのスコア。まだまだ越えなくてはいけない壁がある」と、志は高い。
「リズムに一番気をつけています」と語るスイングは流れるようにスムーズで、チャンスも窮地もことごとく決めたパターは、ゴルフパートナーのショップで購入したものだそうだ。
「もう3年使っています。今日はこのパターのおかげでパーパットが特に入ってくれました」と、Vスピーチもプロ顔負け。
「これからもゴルフパートナーでクラブを買って練習に励みたいと思います」と、ニッコリした。
プロを目指して小学生から野球に打ち込み、青山学院大野球部の1つ下にはレッドソックスの吉田正尚さんなど、強豪揃い。
「僕は公式戦にも出たことがない。センスがなかった」と、ゴルフに転向したそうだが、「プロとして大成した人たちの向き合い方を学べたのは良かったです」と、今に生きている。
お父さんから継いだ会社を経営しながら、ゴルフの練習は週2度ほど。トレーニングも欠かさず、2日間とも最終組で回った今週末は「蟬川選手の体の使い方とパグンサン選手のパットの集中力が勉強になった」と、貪欲だ。
「プロゴルファーになりたい気持ちはある」と、昨年V後にJGTOのQTにも挑戦したが1次敗退。
「プロの世界は甘くない。その前に日本アマで上位に入るとか、ミッドアマで優勝するとか段階を踏んでから。まずは誰もが知っている強いアマチュアを目指したいと思います」と、熱く語った平野さん。
JGTOは大歓迎ですよ!