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ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 2023

中島啓太が金谷をプレーオフで破りプロ初優勝「僕も大会名のように何事も挑戦していける選手でありたい」

中島啓太(なかじま・けいた)が、一昨年のアマVと合わせて通算2勝目。
昨秋の転向から数えて14試合目のプロ初優勝を飾った。



3打差を追いかけた最終日は、先週、2打負けの金谷拓実(かなや・たくみ)と3週連続の最終組で争い、スタートの1番イーグルから始めて6バーディ、1ボギーの「65」。


本戦最後の18番バーディで金谷と並んでプレーオフに突入し、2ホール目のピンそばバーディで、決着した。


抱き合った金谷の肩で、涙をこぼしながら「アマチュア時代から金谷さんの背中を見て成長してこられた。優勝できましたけど、まだ金谷さんには追いつけていない」。


ナショナルチーム時から、金谷の怖さも強さも見てきた。
「これからも、金谷さんの背中を見て頑張っていきたい」と、向上を誓った。


2週前の「ミズノオープン」では同学年の平田憲聖(ひらた・けんせい)にプレーオフ負け。

先週の「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」では金谷に敗れた。

「早く優勝したいと思っていた」。

2週連続2位の悔しさを3週目に晴らした。
「同年代の選手が活躍する中でも自分のプレーができたことが今日の優勝つながりました」と、話した。


「挑戦するチャンスや使命を神様から与えられた人」=「チャレンジド」を冠する。
「この大会名のように、何事にも挑戦していける選手、ジュニアのお手本になれるアスリートを目指していきたいです」と語り、「最後まで諦めずにプレーできたのは、最後まで応援してくださったみなさんのおかげ」と、丁寧に頭を下げた。