首位とは7打差の26位タイからスタートした薗田峻輔が6アンダー66をマーク。通算10アンダーまでスコアを伸ばして5位タイで３日間の大会を終えている。

前日のラウンド後に「明日はリーダーボードに食い込めるくらいのゴルフをしたい」と言葉にできるのは、それほどゴルフに手応えを感じているからだ。

「今日は完璧というほどではないですけど、一つもボギーが無かったので無駄の無いゴルフができたのかなと思っています。手応えは去年よりも増えているし、自分が狙ったところだったり、ここをこういう風に切り抜けたいというところだったりできっちり思ったゴルフができてきているので、楽しみではあります」。

この日は優勝争いから遠い位置からのプレーで、ある意味でノンプレッシャーでゴルフができた。これが優勝争いの中におかれたときに、違ったものが必要になることは百も承知だ。ただ、この日のようなゴルフの積み重ねこそが、再び優勝を手にする礎になることは間違いない。薗田峻輔復活の日はそれほど遠くない。