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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2023

調子が悪い中でも粘り強く上位へ!矢野東の優れた調整力

「今日は全く芯に当たりませんでした」とホールアウト後にこぼす矢野東だが、それでもこの日は5バーディ、1ボギーの67という内容。最終ホールでバーディを奪い通算9アンダーにして先に上がっていれば後続次第でプレーオフもあった。

 

「こんなゴルフで優勝なんて恥ずかしいですよ。今日は調子があんまりよくなくていっぱいいっぱいのゴルフでした。残念ですね。今日は朝から1発も芯に当たらない中で、誤魔化しながらスコアだけ作った感じです」。

 

最低2桁を想定していただけに、息切れした感じだったと振り返る矢野だが、調子が悪いなりにスコアを作れるあたりは流石。ゴルフ自体の充実度が上がっていることを意味している。その証拠に2日目は7バーディ、ノーボギーでラウンドするなど、ベテランの域に入った矢野だが、まだまだ若い選手には負けていない。そろそろ勝つ雰囲気も漂い始めている。