Tournament article

エリートグリップチャレンジ 2023

勘違いした事前練ランの成果を発揮!吉本翔雄が首位と3打差の3位タイ浮上

首位と1打差の4位タイからスタートした吉本翔雄が5バーディ、1ボギーの4アンダー68でラウンド。首位とは3打差とストローク差は開いたものの、3位タイへと順位を上げた。

 

約1ヶ月前に自身のスポンサー絡みでゴールデンバレーゴルフ倶楽部で練習ラウンドを行った吉本。その際にコース攻略のポイントを聞き、ティショットを決め打ちできている点が今週のスコアにつながっているとのこと。

「ティショット、セカンドショットと曲がらず打てているのと、あとはパッティングがいい感じなので、このスコアを出せているのかなと思います。今週は身内が応援に来てくれているので、それが後押しというか、いい感じで気持ちを出し切れてゴルフができている感じです」。

 

明日は絶好の位置で最終日を迎える吉本だが、実は1ヶ月前の練習ラウンドにはちょっとした勘違いがあった。2週間前にABEMAツアーの『PGMチャレンジ』が同じ兵庫県で開催されたわけだが、その週の試合を吉本はゴールデンバレーゴルフ倶楽部で行われる『エリートグリップチャレンジ』だと勘違いしていた。

吉本のランキング的に『PGMチャレンジ』の出場資格があったものの『エリートグリップチャレンジ』は微妙な状況。今週の試合に確実に出るためには、『PGMチャレンジ』で15位以内に入る必要があったが、見事14位タイに食い込んだ。結果的に今週もランキングが降りてきたが、もし出場できていなかったら、せっかくの練習ラウンドが無駄になるところだった。そんな思いも背負いながらの今週は、身内の応援だったり、見えない力が吉本を後押ししているのかもしれない。明日の最終日こそ練習ラウンドの成果を発揮したいところだ。