今週の試合に入るまでは絶不調だった金子駆大だが、いざ試合が始まると不調だったことが嘘のようなゴルフを展開している。初日69、2日目が68をマークして、首位とは１打差の３位タイにつけた。

復調のきっかけになったのは小斉平優和からのアドバイスだった。練習日の夕刻に一緒に練習場に行った際に、アドレスの狂いを指摘された。そこを修正した途端にショットの調子が戻ったとのこと。

一方の小斉平も、同じく通算７アンダーの3位タイにつけている。小斉平自身は、昨年のファイナルQT後に堀尾研仁コーチに師事し、それまで自分自身が目指していた理論とは真逆とも言える指摘がハマり、新境地を開きつつある。今までにはない感覚でゴルフをできているからか表情も気のせいか明るい。

明日の最終日は最終組の一つ前で同組。互いに刺激し合いながら頂点を目指す。