洋芝は得意でないはずの生源寺龍憲だが、この日も4アンダー68としっかりスコアを伸ばして、ジワリと首位タイへと順位を上げた。

当の本人は「いつも通りのことをやっているだけです」と淡々とスコアを積み重ねただけと言わんばかり。そこには確固たる自信がみなぎっている。

「昨日と同じく、今日も風が強くて、今日は読み間違いもあったんですけど、そこでうまくパーで切り抜けられたのが良かったです。スコア的にはもっといきたいですけど、基本的にはセイフティに攻めて、最終日にいい位置にむかえられることを考えてこの２日間はプレーしてきたので、その点では想定通りです」。

明日の最終日は今季３勝目がかかる、いわば正念場だが、生源寺に気負いはない。これまでも目の前の１打に集中して、やるべきことをやってきた結果が今季の成績に繋がっている自負があるからだ。明日の最終日も淡々とプレーして他を圧倒する可能性は十分にある。