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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2023

@杉浦悠太さんがABEMAツアー史上8人目となるアマチュア優勝を達成!

首位と4打差の9位タイからスタートした日本大学4年の@杉浦悠太さんが、8バーディ、ノーボギーの圧巻のゴルフを展開。逆転でABEMAツアー史上8人目となるアマチュア優勝を達成した。

 

初日は3オーバーの75位タイと予選通過も危ぶまれる位置からのスタートとなったが2日目に6アンダー66と大爆発。一気に優勝を狙えるところまで順位を上げ「最終日はやるしかない」という強い気持ちでコースと対峙していた。

 

「初日のスコアからすると考えられない結果なので嬉しいですね。この試合に向けてというのもありますが、(来年)プロになるために、自分が持っているショットの課題をどれだけ減らせられるかという、これからを見据えた調整をし始めたところで、まだまだ完成しているわけではないんですが、やり始めたことの感触がすごく良くて。それで2日目からは本当に変わった感じがあったので、それであとはいけるところまで行こうという気持ちでやっていました」。

 

日本ジュニアでの優勝を初め、世代を代表するトップアマとして活躍してきた杉浦さんだが、意外にも大学に入ってから国内の試合での優勝経験がない。今年も日本学生3位タイ、日本アマ6位タイと、共に最終組でプレーしながら優勝には手が届かなかった。

「なんで勝てないのかなと思う部分はすごくあったんですが、大学に入って初めての優勝がこのようなプロの舞台での優勝でものすごく嬉しいですし、自信になります」。

 

この優勝で杉浦さんにはプロ転向の権利が与えられるが行使はしないとのこと。現在、日本大学ゴルフ部のキャプテンであり、このあと団体戦も控えているとのことで、大学の試合を終えてからQTを受ける予定だ。いずれにしても将来有望なスターがまた一人誕生したことは間違いない。この優勝を大きな自信に次はプロとしてカップを掲げる姿を見せてもらいたい。