米国オハイオ州出身のグラント・ゴッドフリーは、現在賞金ランキング19位。来シーズンの出場資格を得るための目安であるランク20位のボーダーライン上にいる。

2020年から本格的に拠点を日本に移し、昨年のＱＴでファイナルに進出した。奥様が日本人ということもあり、流暢に日本語を話す姿はABEMAツアーではお馴染みの光景になっている。

今年の『LANDIC CHALLENGE10』で２位に入っているが、この時はプレーオフで敗れての２位で悔しい思いをした。

「あの試合のあとから、思うようなゴルフができてきませんが、ショットは悪くない。パッティングが全く決まっていないんです。先週の試合でもそうでした。今シーズンの目標は賞金ランキングで20位以内に入ること。それを実現することができれば本当にハッピーです」。

自国でPGAツアーを目指すことももちろん考えたが、なかなかうまくいかなかった。諦めることも頭をよぎったが、日本でもう一度挑戦することを決意し、日本に来て３年目。日本でチャンスを掴み、さらなる高みを目指したいと話すゴッドフリー。声を掛ければ、流暢な日本語で気さくに答えてくれる人柄も魅力的だ。ぜひ、会場で声援を送ってもらいたい。