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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2023

自信を身に纏った@丸尾怜央さんが首位と4打差の暫定4位タイスタート

日章学園高校2年生(宮崎県)の丸尾怜央さんが、6バーディ、2ボギーの4アンダー68でラウンド。暫定ながら首位と4打差の4位タイと好スタートを切った。

今年の『Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント』では予選ラウンドで金谷拓実、蟬川泰果と同組でプレーし、自身初となるプロの試合での予選通過を達成。49位タイでベストアマチュアを獲得している。

その時にプロの中でも戦える自信を得たのと同時に、プロとして活躍するために必要なものも明確になったと言う。

「プロの中でもしっかり戦っていけることがわかったので、さらに上位で戦えるようにしたいです。アプローチとパッティングは戦えると思いましたが、ショット力はプロとの差を感じた部分なので、もっと強化したいと思っています」。

現在高校2年生で、希望としては卒業後のプロ転向を望んでいるが、レベル的にはまだまだ難しいとの思いもある。ただ、まだ卒業までは1年以上の時間がある。今週を含め、それまでに自信を積み重ねることができれば、卒業後すぐのプロ転向も見えてくるはずだ。

 

丸尾さんを含む4アンダーの暫定4位タイグループには6人がつけており、その中でホールアウトできたのは丸尾さんのほか、原敏之と細川和広の2人だ。

原の今シーズンはスイング改造や新しいギアの投入など、いろんな面でチャレンジし続けているシーズンとなっている。結果を求めなければならない葛藤もあるだろうが、今やるべきことが将来につながると信じ、今シーズンを戦っている。その成果がここにきて徐々に出始めたよう。明日も芽吹き始めた自信を上塗りできるよう、自分のゴルフに徹するつもりだ。

一方、今回推薦での出場の細川は前日までの不調が嘘のようなショットのキレを披露した。午前中は雨も強く、気温も低い難コンディションだったが、その状況が細川にとって逆に追い風となった。

「無駄なことをしなくなったというか。本当に今日の午前に急にショットの感触が良くなったんです。練習ラウンドでは本当に調子が悪くて、驚いています」。

ランキング的にも少ないチャンスをなんとかものにしたい状況だが、明日の2日目も今日の好感触を持続することができれば、希望の光が見えてくる。