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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2023

来シーズンの台風の目!?山脇健斗という選手を覚えておいて損はない!

3日間通算6アンダーの5位タイに入った山脇健斗。今シーズンのABEMAツアー初参戦で、見事に次戦の出場権を獲得した。

 

山脇は生まれも育ちも米国・サンディエゴ。両親は今も米国在住だが、日本のQTを受けるために、来日したタイミングで今回の試合の推薦を受けた。

祖父が千葉にいることもあり、1年に1回程度は日本に来ていたが、コロナ禍でしばらく日本に来ることができていなかったそう。それでようやく今年、QTを受けるために来日できた。

日本語は流暢だが、本人は「インタビューはどきどきするんです」と、難しい言葉や表現に対応するのが難しいと苦笑いする仕草は、22歳の好青年といった印象を受ける。

 

今週は推薦での出場で、優勝を狙える位置で戦ったわけだが、自身のストロングポイントはドライバー。最近は曲がることが多く、調子を落としていたとのことだが、それでも今週の試合で設けられていたドライビングディスタンス賞を獲得。

2週後の『ディライトワークスJGTOファイナル』での結果次第ではなるが、現状はQTを受けて、来季は日本ツアーでの戦いを望んでいる。

 

米国ではなく日本を選んだ理由については、数年前から日本でプレーしたいという思いが強かったと言う。生まれも育ちも米国だが、日本への思いは強く持っており、日本の男子ツアーを盛り上げる存在になりたいとも話す。

米国仕込みのスイングを引っさげて、来年は日本のツアーで暴れてくれるに違いない。