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ファイナルQT 下関ゴールデンゴルフクラブ 2023

プロ6年目の柴田将弥が首位と3打差の3位タイにつける

3回目のQTで今回が初ファイナルQT進出の柴田将弥。この日はショットが冴えた。

8バーディ、1ボギーの7アンダー65をマークして首位とは3打差の好スタートを切った。

 

この日はショットが冴えた。

「今日はショットが良かったですね。明日はどうなるかわからないですけど。(笑)セカンドQTをギリギリで通過できて、その後に少し時間があったので、そこでショットをうまく調整することができました。それでサードQTの時はいい感じで通過できて、その流れで今週に入れている感じです」。

 

滋賀県出身で立命館大学出身の柴田。同世代には比嘉一貴らがいるが、柴田自身はまだ無名と言っていい。ようやく掴んだ今回のチャンスを活かし、とにかく来季の出場資格を得られる20位以内を目指す。

 

この日の柴田がそうだったように、下関ゴールデンゴルフクラブの難しさはグリーンにあり、ピンと同じ面に止めない限り、どれだけ短くてもチャンスとは言えない状況になる。トップの砂川や柴田のようにスコアを大きく選手がいる一方で、ある程度、調子がいいと感じていてもパットが入らず、思うようにスコアが伸び悩んだ選手も多くいた。伸ばし合いになることは間違いなさそうだが、明日以降、上位の面子が大きく入れ替わる可能性は大いにありそうだ。