Tournament article

ファイナルQT 下関ゴールデンゴルフクラブ 2023

首位スタートの砂川公佑が7つ伸ばして通算17アンダーで独走状態に!

この日もパットが面白いように決まった。連日のボギーフリーで、通算17アンダーで単独首位の座を守った。

「今日は9番ホールで奥からチップインがあったり、ちょっとラッキーもありましたが、いい流れが切れずにできたかなと思います」。

この日は昨日よりもピン位置が厳しいとの声が多い中で、2日間続けてのボギーフリーは圧巻。好調なパットがあってこその2日間で17アンダーと言う数字だが、そもそもショット力がなければ、チャンスにつけることはできない。

その支えになっているのがドライバーの正確性の高さだ。そこにはちょっとしたラッキーとも言えるきっかけがあった。

「ちょうどサードQTの前に父親のドライバーをたまたま振ることあったんです。そうしたら全然曲がらなくて。それでSシャフトを入れたドライバーを組んでもらいました。サードでもティショットが本当に良くて、それが今週も続いている感じです。実際、曲がらないし飛距離も落ちていないので、いい感じです」。

 

長い間、フレックスはXを使っていたため「自分にはXだ」と決めつけている部分があった。ただ、自身のスイングを見直した時に、シャフトがもっと仕事をするようなタイプの方があっているのではと感じ、そのタイミングで父親のクラブを振るというラッキーが重なった。

いろんなクラブやシャフトを試す機会は多かったが、それでもSシャフトと言う発想はなかったと砂川。

師匠の寺西明からもらったパターがフィットし、さらには父親のドライバーがヒントになりティショットも安定。今週の砂川はまさに無敵状態だ。残り2日も、この流れは続きそうな雰囲気が漂う。