前日の66に続き、この日も65をマーク。着実にスコアを積み重ねて２位につけた篠優希。

今季はレギュラーツアーで思うようなゴルフができず、シード権にあとわずか100万円ほどで悔しい思いをした。

ただ、確実に成長している自信は持っている。

「今年からトラックマンを購入して、試合前はいつもチェックするようにしています。レギュラーツアーで感じたことは１００ヤード以内の正確性。自分自身も不得意と言うわけではなかったんですが、レギュラーツアーだとさらにレベルが高く、そこを磨かなければと感じました」。

下関ゴールデンゴルフクラブはグリーンが大きいものの、アンジュレーションが強いため、ピンと同じ面につける必要がある。それこそ、篠が取り組み続けてきた縦距離のコントロール力が試されるコース。レギュラーツアーで培った技術を発揮するには最適な舞台と言える。

トップとは４打差があるものの、技術的にも精神的にも余裕を感じる篠のプレーぶりは、２年連続でのＱＴ１位通過の可能性は十分にある。