「ホームコースなので、予選だけは通りたい。コースは知っているので。行ったらいけない方向だけ避けてまわりました」と、あれよと上位で週末へ。
プロ11年目で、主催者推薦をもらって出る本大会が、自身のツアー通算3戦目。
「1日目は正直、緊張しまくって。段々気分も悪くなり、途中吐きそうになっていました」と明かすが、遅延と日没順延を挟んだ第1ラウンドでは、ボギーなしの6バーディをマーク。
6アンダーで2位発進すると、第2ラウンドでは4バーディ、1ボギーの「68」。
通算9アンダーの好位置で、自身初の予選突破も決め、「社長さんや従業員さんやメンバーさんたちにもナイスと言ってもらえた」と、お祝いムードで上ると、今度は生まれて初めての“囲み取材”も経験。
「プレーよりも緊張しましたぁ…!」と、モジモジしていた。
地元兵庫県の神戸市出身。
お父さんの影響で、12歳からゴルフを始め、プロ入りを意識したのは滝川第二高校2年時。
山口県の至誠館大学4年時からツアーのQTに挑戦し続けるが、20ー21年の3次進出が最高で、今年もまずは一次を突破したばかりだ。
JGTO公式HP用のプロフィール写真は昨今、ファイナルQTを進出した選手を公式撮影している。
そのため森本の欄はずっと空白のままだったが、予選ラウンドの大健闘を見たJGTOスタッフが、第2ラウンドの前後半インターバルで急いで本人を捕まえパパっと撮影。
後半インから顔も載り、ひろく周知していただけるようになりました⇒
コース所属の32歳です!