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フジサンケイクラシック 2024

昨年覇者と同学年です。26歳・坂本雄介が73⇒63で上昇

第1ラウンドは3オーバーの73を叩いて63位と出遅れたが、2ラウンドはベストスコアの63で回って現状トップ5に急上昇。

プロ6季目の坂本雄介(さかもと・ゆうすけ)が、1日で10打差の“大波賞”を演じた。



「昨日ときょうで、3番手くらい距離が変わった」と、バーディが1個も獲れずに終わった豪雨の第1ラウンドに対して、朝は晴れ間ものぞいたこの日は、7つと量産(ボギーは2個)。

先週の不調を払拭するため、取り替えたパターも奏功し、後半8番パー5では266ヤードの2打目を4Uで3メートルにつけたイーグルパットを決めると、最後9番は今度、3メートルをパーセーブした。

「昨日はノーバーディだったので。昨日の分が来てくれた」と”超バウンスバック”を成功させ、「富士桜はきょうみたいに63も出るけど80もあるコース。かみ合うか、かみ合わないかはあるけど、きょうはスコアが出たので好き」と、天気が崩れる前に気分よく上がってこられた。

まだシードを獲得したことがなく、今季はQT11位の資格で参戦。
次週は月、火に「日本オープン」の予選会に出場したあと、水、木、金はABEMAツアー「PGM Challenge」で、福岡に向かうという過密日程。

今週は毎日、雨に打たれながらの連戦に、「一番心配なのは体」と、いたわりながらのV争いだ。

屈指の飛ばし屋で、7月の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」では4日平均313・59ヤードを記録して、ドライビングディスタンス賞100万円を獲得した。

前日の第2ラウンドで、スタートの1番から連続バーディを奪ったものの、その直後に順延が決定。

「水を差されたな」と、メッセージをくれたのは、大ベテランの谷口徹だ。
シニアの増田伸洋には、山梨の名物「ほうとう」と、高級ぶどう「シャインマスカット」のお土産を頼まれている。


昨年覇者の金谷拓実(かなや・たくみ)と大学同期だが、特にベテランに可愛がられる。

坂本は無事、第2ラウンドを終えられたが、午後からまた豪雨で中断している(15時現在)。
「明日も天気が厳しいと思いますが自分でやれることをやって、優勝目指して頑張りたいと思います」。
26歳の渾身プレーを、先輩たちも見守っているはずだ。

<本日の中継予定>
・午前11:00~午後1:20(CSフジテレビONE=生中継)
・ひる12:00~午後1:20(BSフジ=生中継)
・午後1:35~2:50(フジテレビ系全国ネット)
・午後9:45~11:00(CSフジテレビONE)

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