3つ記録更新する大会最多の通算25アンダーで、年少3番目の今季4勝目を達成した。
前半9ホールの2アンダーで捕まえ、清水と並んで折り返すと、現在賞金1位が火を噴いた。
9番からの4連続バーディで、一気に単独首位に立つと、ピンそばに乗せた14番パー3のあと15番で今度は連続バーディ。
16番でバンカーに入れるピンチがあったが左サイドからのアプローチも完璧だった。
3差をつけ上り2ホールに入ると、ついに自身の最少ストロークで回り切り、あとはつけ入るすきもなかった。
大阪府吹田市出身。
ときどき降る大雨にもギャラリーの数は減らさず、地元の声援を一身に受け期待に応えた。
石川(09年、18歳17日)、松山(21歳279日、13年)に次ぐ、3番目の年少記録となる23歳301日目の年間4勝で、今季の獲得賞金も1億円を突破。
今季2勝目を飾った「フジサンケイクラシック」の最終日から起算をすると、4勝中3勝はすべて、今月内に飾ったものだ。
伊澤利光が2001年10月に記録して以来23年ぶりの“月間3勝”で、賞金レースも独壇場を築きつつある。