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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2024

LIVゴルフで戦う香妻が小斉平とのプレーオフを制して通算3勝目

今季、「LIVゴルフ」で戦う香妻陣一朗(こうづま・じんいちろう)が22年の「東建ホームメイトカップ」に続く通算3勝目を飾り、日本ツアーの来季出場権を確保した。



最終日を1差の単独トップで出て、16番まで5バーディで回りリードを守ったが、上りの連続ボギーで小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)に追いつかれてプレーオフへ。


1ホール目をパーで分けて入った2ホール目にドラマが起きた。
小斉平がティショットを3球続けて右にOB。

9打でやっとグリーンに乗せたが、万事休す。香妻のパーセーブを見届けるしかなかった。


昨年12月に予選会に挑戦し、今季は日本勢初参戦者として「LIVゴルフ」に籍を置く。

おのずと日本ツアーの出場機会は減り、本大会が、ようやく今季4戦目だった。


出場試合数の兼ね合いで、このままいけば、来季日本の出場資格を失いかねない状況で「優勝しかない」と、覚悟のプレーだった。
強い意志を貫き、居場所を確保したが「優勝するというのはやはり緊張感があって、いつものプレーができなかった。メンタルの弱さや技術力のなさを反省している。嬉しさ半分、悔しさ半分。もっと精進していかないといけない」。
改めて成長を誓う通算3勝目になった。


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