2週連続優勝は、2022年の今平周吾(アジアパシフィックダイヤモンドカップ⇒ゴルフパートナー PRO-AM)に次ぐ史上27人目。
また23歳287日目の通算5勝達成は、石川遼(17歳354日)、松山英樹(21歳279日)に次ぐ、3番目の年少記録。
そのほか、4日間通算「266」打は、自身の最少ストロークを、1打更新。
大会最多アンダータイの通算22アンダーで逃げ切った。
同学年の鈴木晃祐(すずき・こうすけ)と共に、最終日を通算16アンダーの首位から出た平田は、2.5メートルに2オン成功した5番の1イーグルほか、6バーディ、1ボギーの「66」をマーク。
昨年大会は初日109位と出遅れながら、最後9位で終えていた。
今年も初日は57位のスタートだったが、3日目の1日10アンダー(62)で一気に上昇。
大量アンダーを出した翌日は伸び悩むと懸念していたジンクスを、最終日の6アンダーで自ら一蹴した。
スタートから7連続バーディを奪うなど、前半9ホールでツアータイの8アンダーを記録した豪州のスマイスに一度、逆転を許したが、サンデーバックナインで反撃した。
11番で、右の深いラフに入れたが奥カラーに運ぶと、外から長いバーディトライをねじ込んだ。
単独首位を奪い返すと、13番のパー5は2オン2パット。
2打の余裕を作ると、15番でピンそばバーディ。
スマイスの猛追を堂々とかわした。
共催大会となってからなら4度目だが、通算開催数では40回目の記念試合で、JGTO選手としては、22年の比嘉一貴(ひが・かずき)に次ぐ2人目の名前を刻んだ。