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バンテリン東海クラシック 2024

坂本雄介は338.8yでドラコン3位「予行演習ができた」今週も最終日最終組でプレー

プロ6季目の坂本雄介(さかもと・ゆうすけ)が、“初舞台”の前に、自身3度目の三好で「64」と爆発した。
通算4アンダーの24位タイから出て、序盤2番で連続バーディを奪うと、後半12番から3連続バーディで一気に駆けた。

難しい16番では6アイアンで8メートルに乗せたバーディトライも決まり、最後18番は奥から打ち損ねて2メートルも残したパーパットもナイスセーブ。

ボギーなしの7アンダーで回り切り、2週連続のV争いに加わった。

36ホール決着の「フジサンケイクラシック」の5位で自己ベストを記録すると、賞金57位(約760万円)で入った先週の「パナソニックオープン」では自身初の最終日最終組も経験した。

3打差の3位から出て最後、優勝の平田に6打差の4位で終わり、「優勝もしたいけど、まだシードも確定していない状況。攻めて崩れてもダメだし」と、探り探りのプレーで初Vは逃したが、獲得賞金は無事1000万円の大台を超え、初シードはほぼ手中に。


    谷口さん(右)も初シードおめでとうって言ってくれました


    今週の会場で、いつも気にしてくれる谷口徹(たにぐち・とおる)ら先輩プロに、「おめでとう」と声をかけられ、改めて噛み締めたが、「今週いちばん怖いなと思ったのはここで気を抜き予選落ちをすること。最低限4日間はプレーをしよう」と前村キャディと2人でしっかりと手綱を締め、ついに2週続けて再び最終日最終組に入った。

    今週は7番と15番で計測中のドライビングディスタンスで、3日間平均325.7ヤード飛ばして、1位を快走する飛ばし屋。

    前日2日目に、予選突破をした安堵から、近くにいたスタッフに「なんで俺を呼んでくれんの?」と、軽口を叩いたのがきっかけで、この日3日目プレー後のドラコン大会「ドライビングコンテストsupported by ニュータス」に、初メンバー入りすることになった。

    いざ本番では「連戦で疲れてるんで。無理です、無理無理」とうそぶいたが、8人中3位の338.8ヤードは、筋金入りだ。



    「緊張しましたけど、明日の予行演習になりました」と、飛ばし屋対決を利用し、仮想・最終日最終組もちゃっかり済ませた。

    「先週は悔しい思いもしましたので。リベンジできるように頑張ります」。
    今度こそ、初Vだけにらんで三好を豪打で封じる。

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