今週の会場で、いつも気にしてくれる谷口徹(たにぐち・とおる)ら先輩プロに、「おめでとう」と声をかけられ、改めて噛み締めたが、「今週いちばん怖いなと思ったのはここで気を抜き予選落ちをすること。最低限4日間はプレーをしよう」と前村キャディと2人でしっかりと手綱を締め、ついに2週続けて再び最終日最終組に入った。
今週は7番と15番で計測中のドライビングディスタンスで、3日間平均325.7ヤード飛ばして、1位を快走する飛ばし屋。
前日2日目に、予選突破をした安堵から、近くにいたスタッフに「なんで俺を呼んでくれんの?」と、軽口を叩いたのがきっかけで、この日3日目プレー後のドラコン大会「ドライビングコンテストsupported by ニュータス」に、初メンバー入りすることになった。
いざ本番では「連戦で疲れてるんで。無理です、無理無理」とうそぶいたが、8人中3位の338.8ヤードは、筋金入りだ。
「緊張しましたけど、明日の予行演習になりました」と、飛ばし屋対決を利用し、仮想・最終日最終組もちゃっかり済ませた。
「先週は悔しい思いもしましたので。リベンジできるように頑張ります」。
今度こそ、初Vだけにらんで三好を豪打で封じる。