糸島市出身の内山遥人が５アンダー66でラウンド。地元での初優勝に向けて最高のスタートを切った。

「最初のほうはバタバタしてしまって危なかったんですが、そこでしっかりパーを拾えたので。そのあとはチャンスについたところできっちり決めることができたのが良かったのかなと思います。ティショットに関してはそれほどまとまっていなかったのもありますが、セカンドショットで、外れてもいい方向へ外せていたので、上手くまとめられました」。

ホールアウト後に受けたテレビインタビュー後には「緊張した」と安堵の笑顔を見せる姿が初々しかった。

糸島市出身の内山だが、福岡雷山ゴルフ倶楽部は家から一番近いゴルフ場で、小さい時からよくプレーしてきたコースだけに、攻略のポイントは知り尽くしている。

2003年生まれの21歳。2022年にツアープレーヤーに転向し、通年を通して試合に出場するのは今年が初めてとなる。糸島で育ち、未だ糸島を出たことがないという生粋の糸島人の内山が、地元でお世話になっている方々への恩返しの思いを胸に残り２日間の戦いに挑む。