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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2024

内藤寛太郎が単独首位!「ゆっくりやってきますよ」と期待度ゼロで目指す頂点

5アンダー首位タイでスタートした内藤寛太郎が、5バーディ、1ボギーの4アンダー67でラウンド。通算9アンダーとして単独首位に立った。

 

初日を終えて「自分に全く期待していません。明日はゆっくりやってきますよ」と話していた内藤だが、2日目も苦しい展開になりそうな場面も粘りのゴルフで切り抜けた。

「今日は本当に耐えているだけのゴルフでした。でも、チャンスについたところでは良いバーディパットが入ってくれたので、そこは良かったと思っています」。

凌いで凌いでという苦しいゴルフだった。それを物語る数値が後半の2番から8番までのパット数が全て「1」と言う点。2番、3番に関してはバーディだったものの、その後はパーを積み重ね、凌ぎ切って単独首位に立った。

 

硬いグリーンを警戒しすぎて手前にショートしてしまうことも多かったと振り返るが、それでも自信を持っているショートゲームがこの日も冴え渡った。

元々は得意だったアプローチに違和感を感じ始めたのは数年前のこと。何も考えずにうまくできる時と、できない時の差がはっきりしてきた。その違和感を払拭すべく、オフに徹底的に強化した。違和感の要因は様々だが、その一つは年齢的なことがあるのではと内藤。

「もちろん突然すごい下手になったなという感じではないんですが、年齢とともに何か違和感を感じることが増え始めて。寄っている時でも違和感があったり。それが今は無いので、自信を持って打てています」。

 

技術論といった部類のものではなく、とにかく練習を積んで自信をつけることに徹底してきた。試合での成功体験を積み重ねることで、さらに自信を深めていった。

単独首位で迎える明日の最終日。「明日も自分に期待せずゆっくりやってきますよ」と相変わらずの口調で話す内藤。ただ、大事な場面になればなるほど、強化してきたショートゲームが大きな武器になってくれることは間違いなさそうだ。