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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2024

2週連続のウェイティングからの優勝か!?福岡大河が首位と2打差の2位タイへ浮上

福岡大河は今週ウェイティングからの出場だ。この日は首位と1打差の5位タイからスタートし、3バーディ、ノーボギーの3アンダー68でラウンド。優勝を狙える好位置へと浮上した。

昨年のQTはサード落ちで今年は出場できる試合が限られている。狙うはもちろん優勝だが、次戦へと繋げる15位以内も視野に入れての最終日になる。

「今日はボギーが1つもなかったので、全体的に安定したゴルフができていたのかなと思います。今週は調子自体がいいんですが、特にパッティングが良くて、タッチが合っているのでお先パーを打てています。それがストレスなくゴルフができている要因かと思います」。

 

宮崎県出身で大阪学院大を卒業後にプロ転向。ツアーデビューは2019年だが、ここ3年は全てサードQTで敗退している。

今週いい感じのゴルフができているとのことだが、キーワードは「ガツガツしないこと」にある。がむしゃらにガツガツ攻め過ぎていたのかもと、つい数週間前に思いつき、今週は徹底的にマネージメント重視のゴルフを展開している。

 

飛距離が出る方のタイプではないので、福岡雷山ゴルフ倶楽部のように戦略性の高いコースは自分のスタイルに合っていると福岡。先週の『太平洋クラブチャレンジトーナメント』で北村晃一がウェイティングからの優勝を達成したように、福岡にも十分その可能性がある。もちろん緊張はするだろうが、それを楽しむくらいの気持ちで存分に戦い抜いてもらいたい。