今季好調の気配があった新村だが『関西オープン』の際にエースドライバーが割れるアクシデントがあり、そこからティショットの調子を崩していた。ヘッドを新調しても、すぐに元の感覚が戻るわけではなく違和感を持ち続けていた。ただ、新村の凄いところは、そのヘッドに対しての不満を強めるのではなく、練習量でそれを克服しようとしている点だ。技術的なことを高めて、他の不安要素を凌駕しようというその姿勢が、この日のビッグスコアを生んだのだろう。好調の気配を取り戻しつつある次戦の新村に期待。