Tournament article

LANDIC CHALLENGE 11  2024

大嶋兄弟揃い踏み!目指すは3人での優勝争い

今季のABEMAツアー第2戦『i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』を制した大嶋港には3人の兄がいる。今週は港だけでなく、今季ABEMAツアーに参戦中の2歳上の宝に加えて、長男の炎も主催者推薦で出場。レギュラツアー、ABEMAツアー含めて、3人が揃うのは初めてのこととなる。

 

長男の炎は1998年生まれの26歳。大阪学院大学を経て2019年にツアープレーヤー転向を果たしている。昨年はセカンドQTで敗退しているため、今季の出場機会は限られているが、それだけに今週のようなチャンスは是が非でも活かしたい。

「今週は弟に負けないように。(笑)でも2人に勝てばいいところにはいると思うので、頑張りたいですね」。

男子ツアーは昨年の『日本プロゴルフ選手権大会』以来となる。普段から一緒にラウンドしているだけに、試合で3人揃ったからと言って特別感はないと言う炎。ただ、弟には負けていられないという強い気持ちがあるのも事実で、今週は兄としての威厳を結果で示したい。

 

また、宝は先週の『ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山』で最終日を優勝が狙える位置で迎えながら、後退する形となってしまった。さらに前週の『太平洋クラブチャレンジトーナメント』でも最終日に伸ばせず悔しい思いをしている。原因はパッティングとのことだが、今週の芥屋ゴルフ倶楽部は高麗グリーンということもあり、いつも以上にグリーンが鍵になる。炎と同じく、弟の港にはまけてられないという気持ちのもと、今週こそは優勝を目指す。

 

そして2人の兄をリードするポジションにいる末っ子の港は、周囲からも期待される今季2勝目を狙う。レギュラーツアーでも『関西オープン』で25位タイに入るなど、場数を踏むたびに、レベルを上げているように感じる。

「3人で優勝争いができるように頑張ります」と港。夢の兄弟対決に注目したい。