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LANDIC CHALLENGE 11  2024

無欲のイーグルフィニッシュ!芹澤慈眼が自身初の首位発進!

福岡県糸島市にある芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に『LANDIC CHALLENGE 11』が開幕。

芹澤慈眼が7アンダー65をマークして、首位タイの好スタートを切った。

 

最終ホールとなった9番パー5。ティショットを右にミスしてしまい、急なつま先あがりからセカンドショットは約250ヤード残っていた。そこからなんとかグリーン左横にまでもっていったが、エッジからピンは近く、下りかつ急なスライス傾斜という難度が高いアプローチが残った。そこから放った3打目がスルスルとカップに向い吸い込まれる。スーパーイーグルだったにも関わらず、当の本人は軽くキャップのツバに手を当てるだけのリアクション。

芹澤がこの日心がけてきた「無欲」の集大成とも言えるイーグルだった。

 

「今日は普通にやってたんですけど、パッティングがよかったですね。グリーンが高麗なので、外れてもしょうがないやという気持ちでやってました」。

自分に期待しないというか、そもそも入らないだろうと思っているから、外した時のショックが少なくて済む。とにかくガツガツせずに、無欲でプレーすることを心がけたと芹澤。

 

芥屋ゴルフ倶楽部自体はコースのロケーションが自身に合っているようで、いいイメージが出やすいと言う。そこに無欲のパッティングが噛み合ったわけだから「65」も頷ける.

 

昨シーズンは苦しんだものの、そこから欲を出し過ぎるとスコアがともなわないことを学んだ。残り2日間も今日のように無欲のプレーで悲願の優勝を狙う。