2022年大会でプロ初優勝を手にした山田大晟が、久々の江南コースで良いイメージを思い返した。

「気づいたら２年も経っていましたけど、やっぱりイメージがいいですよね。元々は好きなコースではなかったんですが、勝ったこともありコースに対する悪いイメージがあまりないので、またここで頑張りたいなと思いました。今年は（コースの）距離が伸びたこともあり、ティショットが鍵になるんですが、先週シャフトを替えたドライバーがいい感じなので、その点でも楽しみにしています」。

2022年の初優勝の翌年はレギュラーツアーとABEMAツアーの両方に参戦したものの、レギュラーツアーでは予選通過が７試合で、ベストフィニッシュが19位と思うような成績を残すことができなかった。ABEMAツアーでもベスト10フィニッシュが１回と振るわなかったが、それでもこの２年でちょっとずつ成長を感じられたと振り返る。

「確実に自分の中では成長しているなと思えていて、勝つことはできなかったですが、いろんな経験をして、違った勉強もできたと思っています。そして今回は２年ぶりにここに戻ってくることができて、２年前の自分と何が変わったかを見つけられたらいいなと思っています」。

1勝目よりも２勝目の方が難しいとよく言われるが、山田にとってもさらなる高みを目指すためにも、そろそろ２勝目を手にしたいところだ。