Tournament article

Novil Cup 2024

ABEMAツアーが今年も徳島県のJクラシックゴルフクラブで開幕する!

4月3日(水)から5日(金)の3日間の日程で、『Novil Cup』が開催される。毎年ABEMAツアーの初戦を飾ってきた今大会も今年で16回目を迎える。昨年は、地元徳島県出身の杉原大河がプロ初優勝を飾り、レギュラーツアーへの大きな足掛かりとした。今年は果たして誰がスタートダッシュを成功させるのか、注目したい。

コースの設計はジャンボ尾崎で、バンカーと池が戦略的にレイアウトされている。ただ、コースは全体的には広く、ある程度思い切ってドライバーを手にできるあたりはジャンボ尾崎のプレースタイルの特徴が反映されていると言える。

 

開幕を前日に控えたこの日は、各選手が練習ラウンドを行った。いよいよ始まるシーズンに対して、期待と不安を胸に抱きながら徳島に乗り込んできた選手や、プロとしてデビューする緊張感を持ちながら明日の開幕を迎える選手など、心境はそれぞれだが、まずは開幕戦で及第点に値するゴルフをしたいのが共通の気持ちだろう。

 

注目選手の一人、岡田晃平は竹山昂成、芹沢慈眼、野沢竜次ら東北福祉大の先輩と練習ラウンドを行い、自身初となるABEMAツアー出場に備えた。

「今まで(ABEMAツアーに)出場したことがないんですが、とにかくピンを狙って好スコアであがれるように頑張りたいと思っています。OBも少ないので、外していいところも多い印象です。7年くらい前に試合でプレーしたことがあるんですが、その頃よりも飛距離が伸びて、ショットの精度も上がっているので、難易度的にも難しくは感じていないので当時より自信を持って攻められると思います。ピンだけ狙って思い切ってドライバーを打っていけたらいいかなと」。

 

岡田は先週のレギュラーツアーの開幕戦・東建ホームメイトカップで予選を通過し、まずはプロとしての第一歩を歩み出したばかりだ。

「手応えは良かったです。予選を通過できると思っていなかったんですけど、通ることができたので、そこから尻上がりにゴルフが良くなっていったので感触は良かったです」。

 

東建ホームメイトカップでは大学の先輩である金谷拓実が優勝を飾り、またナショナルチームの先輩でもある中島啓太が欧州ツアーで初優勝と、岡田にとって刺激的な週末になった。そんな偉大な先輩たちに置いていかれないためにも、まずはプロとして結果にこだわりたい。明日からの3日間、岡田がどのようなプレーを見せてくれるのか、注目したい。