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Novil Cup 2024
とにかく日本で優勝したい!李尚熹が首位と1打差の2位Tで最終日に挑む
1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー65をマークして、通算9アンダーの2位タイに順位を上げてきたのは韓国の李尚熹(イ サンヒ)だ。
「今日のゴルフは悪くなかったと思います。パッティングが決まってくれて、このスコアが出せました」。
2010年にプロ転向して、2012年の日本ツアーのQTをクリア。今年で日本は12年目ということになるが、いまだ優勝の2文字は手にしていない。
2020-21年には兵役に就き、その間はクラブを握ることもできなかった。そのためか兵役後は、ゴルフが感覚的に以前のようには戻らなかったと言う。ただ、それも徐々に復調している。昨年の日本でのファイナルQTは29位でクリアし、今シーズンはABEMAツアーのほかに、レギュラーツアーと来週開幕する韓国ツアーにも参戦する予定だ。かなり忙しいシーズンにはなるが、場数こそが以前の強さを取り戻す源になるに違いない。
「明日の最終日は、周りのプレーを気にすることなくとにかく自分のプレーに集中したいです。日本ではまだ優勝できていないので、本当に優勝したいです」。
悲願達成に挑む、明日の最終日のプレーに注目したい。