最終日は首位とは5打差の16位タイからのスタート。最終日はとにかく伸ばすしかない状況で、常に周りのスコアを意識しながらプレーした。通算12アンダーで迎えた最終18番ホール。グリーン横のリーダーズボードを見るとトップは13アンダーだった。最後のバーディパットを決めれば、まだチャンスがあるというプレッシャーがかかる場面で、見事に約3mのバーディを捩じ込んだ。
ツアープレーや転向は2021年で、これまで目立った成績を残せていない。今季はABEMAツアーが主戦場となるが、まずは来シーズンのレギュラーツアーへの出場資格獲得を目指す。
それほど体格は大きくはないものの、本人も言うように意外と飛ぶのが魅力だ。そこに得意のアプローチとパットが上手く噛み合えば今日のようなビッグスコアは十分に出せる。今回は、プレーオフで惜敗したものの、優勝はそう遠くはなさそうだ。