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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2024

日本アマチャンプが圧巻のゴルフを披露!松山茉生さんが1打差に肉薄

日本アマチャンプの松山茉生さん(福井工大附属福井校1年)が5ホールを残して、通算8アンダーの暫定2位に順位を上げてきた。

大会1日目は4バーディ、2ボギーの2アンダー45位タイと出遅れる形となったが、この日は持ち味の飛距離を存分に活かしたゴルフを展開した。

「今日は朝から雨と風が強かったんですが、昨日刻んだホールもドライバーで攻めました。途中、池に入れたりピンチもあったんですが、攻め続けたことがこのスコアに繋がったのかなと思います」。

 

前半の9ホールを2バーディ、ノーボギーで折り返すと、圧巻は後半のサスペンデッドが決まる直前の3ホール。まず2番パー3でバーディを奪うと、続く3番パー4はティショットが池に入りそうになりながら、ギリギリで堪えて、そこからバーディ。そしてこの日の最後のホールとなった4番パー5は、完璧なティショットからセカンドショットを2m弱につけた。難しい下りのフックラインをねじ込み、圧巻のイーグル奪取でこの日を締め括った。

松山さん本人は短縮競技になったことはクラブハウスに上がってきてから気づいたようで、暫定ながらトップと1打差という状況に「ゲキ熱ですね」と興奮気味に答えた。

 

今年の日本アマチュアゴルフ選手権を最年少で制した際は、父親の阜司さんがキャディを努めて息子をサポートした。今回も阜司さんがキャディを努めており、精神的な部分でも大きな支えになっていることは間違いない。最強の親子コンビが、今度はプロの舞台で歴史を動かすかもしれない。