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横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~ 2024

サンヒ&ヨンハン=長ズボンを選択した韓国勢2人が暫定1位、2位

午前の暫定ワン、ツーを独占した韓国勢の2人は偶然、両方長パンツのプレーになった。


後半14番で、200ヤードから2打目を6アイアンで1.5メートルにつけてイーグルを奪うなど、「65」をマークして通算11アンダーまで伸ばした李尚熹(イ・サンヒ)は、来日する前にちゃんとマネージャーさんに、「ヨコハマは短パンOKだよ」と言われていたのに、忘れて出発。

「日本も韓国と同じくらい暑い。蒸し暑いです…」と、我慢の好プレー。



2日間ともまだボギーなしのヨコハマは、昨年大会でも5位と好成績を残している。

昨季は賞金ランキング79位に終わり、13年から守ってきたシード権を喪失し、今季は韓国ツアーを主軸に、すでに母国でのシード権は確保してある。

「日本でもシード権と、まだ勝っていないので初優勝が目標です」。
昨年大会の結果で得ていた出場権を足掛かりに、復活をにらんでいる。


そして宋永漢(ソン・ヨンハン)は2日連続の「66」で、サンヒと1差の暫定2位に。

「暑いですけど、僕ははかない」と酷暑で頑固に長パンツを貫く理由は日焼けによる炎症と、足首を出すことによる芝のチクチク感を避けるためだそうだ。



今年は韓国ツアーでも、本戦の短パンが解禁されたようだ。
「涼しそうでいいなあ、と思うけど、でも(短パンでも長ズボンでも)暑さはイッショ、イッショ」と言い聞かせてプレー。


2週前の「全英オープン」で前回、初挑戦の2017年に続いて2度連続の決勝進出を果たした。

最終成績は72位と、思う結果ではなかったが、「僕のこれからのゴルフ人生にとってはいいことになる」。

帰りの飛行機がキャンセルされ、帰国が1日遅れたことも含めても、良い経験。


ちなみに次回、連覇がかかる「Sansan KBCオーガスタ(8月22日ー25日、福岡県・芥屋GC)」でも、短パンプレーが可能だが、ヨンハンはやっぱり長ズボンを貫くそうだ。

「暑いから体を気を付けて、僕ができること頑張って、最後まで頑張ります」。

福岡に行く前に、ヨコハマでの通算3勝目で弾みをつける。

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