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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2024

注目の逆輸入選手が躍動する!森山友貴が4アンダー10位タイにつける

先週のABEMAツアーのエリートグリップチャレンジに参戦し、惜しくも1ストローク差で予選落ちに終わった森山友貴が、今週は好スタートを切った。

 

この日は6バーディ、2ボギーの4アンダー68という内容。取りこぼしもあったが、全体的にはいいゴルフができたと振り返る。

森山は神奈川県出身だが、大学は米国のネバダ大学ラスベガス校を今年の5月に卒業。その後、6月に行われたPGAツアーの3部ツアーのQTをパスしてPGAツアーアメリカズの後半戦に出場していた。そこでの結果は思うようなものではなかったが、多くの課題を得ることができた。

「やっぱりプロとアマチュアでは大きく違うことを感じました。アマチュアの時は失うものがなにもないというか、極端に言えば上手くできたかできなかったで終わりますけど、プロの場合は1打の重みが全然違いました」。


森山はPGAツアーアメリカズで、1ストローク足らずでの予選落ちを5試合経験している。賞金を獲得してこそのプロなだけに、予選を通るか通らないかは死活問題。それが5試合も続いたことで、自分には何が足らないのか、何を強化しなければならないのかを改めて考えさせられたと言う。

「自分自身のメンタルなのか、マネージメントなのか、何かが影響してやらかしちゃうんです。どうしたらミスしても大きく引きづらないかが課題だと思っています」。

メンタル的なことの他にも、もちろん技術的な効果も課題だと考えている。もっと言えばプロとして連戦をこなすために自分なりの食事や睡眠のルーティンもベストなスタイルを見つけることも今後は重要になってくる。今年はプロ初年度で様々な部分で戸惑うことが多かったようだが、一から土台を築くために選んだのが日本ツアーだ。今年の日本ツアーのQTに挑戦するスケジュールを組んでおり、来年は台風の目になる可能性を大いに秘めている。そんな森山の明日以降の追い上げに期待したい。