その丸尾と並ぶ通算3アンダーの36位タイにいるのが、同じく今週の月曜日にプロ転向届を提出したばかりの福住修だ。
「(昨日は)緊張はしていなかったんですけど、逆にそれがダメだったのかもしれないです。(笑)プロになった実感はまだないですけど、でもやることは変わらないので自分のゴルフができたらと思います」。
初日は風が強かったこともあり、若干守り過ぎた部分もあった。それがうまくいかなかったと判断して切り替えて攻めた結果がこの日の4アンダーに繋がった。
そのあたりの切り替えの速さは若さゆえの判断力でもあり、才能でもある。言い換えればプロ向きとも言える部分で、明日以降もその順応力を武器に上位を狙いたい。
もう一人、スコアを伸ばしてきたルーキーが森山友貴だ。5アンダー67をマークして通算8アンダーで6位タイにつけている。
森山は神奈川の桐蔭学園中学を卒業後、渡米しアメリカン・ヘリテージアカデミーに留学。現在も拠点はアメリカにある。今年の5月にプロ転向し、日本のQTは初挑戦でファーストQTから勝ち進んできた。
持ち味はショット力の高さで、ニクラウス設計のアメリカンコースの攻略法も熟知している。初日69、2日目67と良い流れでスコアを積み重ねている森山に明日以降も注目だ。